第一生命は何で株式会社化するの?

いよいよ4月1日に上場される第一生命ですが、なんで第一生命は相互会社から株式会社へ転換するのでしょう?
正直なところ、生命保険の会社が相互保険会社でなくなることに問題はないのかとか、ちょっと思っちゃったりもしたし、株式上場するのは金がないから?とも思っていささか不安に思ったり(自分は第一生命の生命保険には加入してないけど、旦那が加入しているので)

日経マネー 2010年 04月号 [雑誌]によると、第一生命が株式会社化にあえて踏み切った理由に、商品設計の自由度を高めることがあるのではないかという記事がありました。
その商品設計の目玉となるのが「無配当保険」なのだそうです。
普通、国内生保の生命保険に入っている人の大半は、「有配当保険」に入っていると思います。(自分も旦那もこれ)有配当保険は配当が出る代わりに、配当金を出すために馬鹿高い保険料が取られています。逆に無配当保険は採算ぎりぎりで保険料を見積もるから、当然安い。外資系の生保などが主力商品として売っているのがこういう無配当保険なのだとか。
じゃあ、こんな時代に国内大手生保はなんで保険料が馬鹿高い「有配当保険」を売り続けるのか、というと保険業法の縛りがあるからなのだそうです。(簡単にいうと、相互会社の場合、無配当保険からの収入は総額の20%以内にしなければならないそうです)

第一生命が株式会社化し、新たな商品として無配当保険を主力に売り出してくれば、旦那の生命保険も現在の有配当保険から無配当のものに切り替えて保険料を抑えることができるかもしれません。
また、これだけ大きな会社が無配当保険を主力商品として売り出し、それに成功したら、ほかの相互保険会社にも多大な影響を与えることは間違いありません。

現在は、第一生命の株式会社かというと初値がどれくらい付くかという話題で持ちきりですが(自分もそれが気になって仕方ないですが;;)、長い目で見ると、自分たちの加入する保険の仕組みがどう変わっていくのかを考えさせられる上場のように思います。
もし、第一生命の株式会社化によって生命保険の仕組みが、われわれ保険契約者にとって有利になるなら大いに歓迎したいですし、またそのようになることを願っています。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする