NHKの習慣ニュース深読みという番組で「現金お断り!! キャッシュレス社会がやってくる?」という内容で番組が放送されていました。
すべてを見ていたわけではなく、所々流し読みしていただけなのですが、興味深く拝見しました。
お金の流れを明確化することにより脱税やテロ支援組織などへのお金の流出を防ぐなど、犯罪予防の意味もあり世界的にキャッシュレス化が進んでいるそうです。
また、現金にかかるコストも大きいことを指摘していました。
現金の鋳造にもコストがかかりますが、現金のやりとりが煩わしく、このこともコストがかかっていることを指摘しています。
クレジットカードの手数料は3%〜5%で、経営者はこのコストをいやがって導入していないことが多かったようですが、近年では現金にもかなりのコストがかかると言うことが経営者側にも認識され始めたというようなことも解説の方が述べられていたように思います。
日本では現金に対する信頼度が高いというのもあり、クレジットカードや電子マネーを使えない場所の方が多いです。
特に旅行に行くとそのことを強く感じます。
できればSuicaだけでも対応してくれると良いんだけどなあ、と思うような場所は結構あります。
ところで、私はできるだけクレジットカードや電子マネーを利用した決済をするように心がけています。
理由は二つあります。
一つはクレジットカードなどを利用した際にポイントなどが還元されるという点です。
現金で支払っても、基本的にポイント付与などはありません。
しかし、クレジットカードで支払えば、0.5%〜1%程度のクレジットカードのポイントが付与されます。
たとえば、楽天カードは100円利用に付き楽天ポイント1%がポイントが付与されます。
仮に年間決済額が100万円とした場合、年間で1万円分のポイントが付与されることになります。
1万円を少ないとみるか多いとみるかは個人の感覚によりますが、しかし0円よりは良いと思います。
支払い方法を現金ではなくクレジットカードにするだけで、面倒な手続きなどをするわけではありません。
コンビニなどではクレジットカードを利用した際にサインなどする必要がないので、小銭を準備したりおつりをもらうなどの手間がない分、クレジットカードの方が決済がスムーズに進みます。
クレジットカードが利用できるところはなるべくクレジットカードを利用する方がお得です。
たかが、1%されど1%。
現状、銀行に現金を預けでも1%の金利がつくことがないのを考えると、この1%還元はとても大きいと思うんですよね。
二つ目の理由は銀行からお金を下ろす機会を減らしたいと言うことです。
銀行からお金を下ろす際、平日の昼間にその銀行のATMでお金をおろせば手数料はかからない場合がほとんどです。しかし、平日の昼間におろせるとはかぎりません。
私のような千葉県に住んでいるけど東京で働く、という人はメインバンクが千葉銀行などの地方銀行の人が多いのではないでしょうか?
千葉銀行は千葉では強いですが、東京にはATMがまずありません。
となると、お金を下ろそうと思うと平日は他行ATM利用手数料がかかりますし、休日は休日で手数料がかかります。
ですので、できるだけ手数料をかけたくないと考えるので現金以外の決済をできるだけ使うようになります。
近年、東京オリンピックが近づいて外国人観光客の需要を呼び込むためクレジットカード決済ができる場所が増えてきました。
20年前に比べてキャッシュレスで決済できる店が増えたおかげで、現金を銀行から下ろす機会が少なくなりました。
ATMに並ぶ機会も減ったので時間の節約にもなっています。
このようにキャッシュレスを心がけるにはお金の節約にも大いに貢献しますし、時間短縮にもつながります。
悪い点もないわけではないと思いますが、今のところ現金利用よりも利点の方が大きいと思います。
ところで最近私はApplePayでの決済をなるべく心がけています。
ApplePayは簡単に言えばiPhoneやAppleWatchで利用できるおサイフケータイです。
Suica、iD、QUICPayの3種類の電子マネーが利用可能です。
iPhone7以上の場合、またはAppleWatch Seriese2以降が店頭での電子マネー決済対応が可能となります。
iPhone6、iPhone6s、iPhoneSEのiPhoneの場合、AppleWatch Seriese2を利用して上記電子マネー決済が可能です。
ApplePayの店頭決済キャンペーンは各クレジットカード会社で行われております。
たとえばポイントが10倍になるなど、通常のクレジットカード決済よりお得な場合が多いです。
ApplePay利用可能なデバイスを持っている場合はApplePayを使った方が断然お得です。
2017年12月のApplePayキャンペーンはこちらにまとめています。